「60年代以降の福沢一郎絵画−放たれる色彩−」 10/15 – 12/1, 2008


《ヘラクレスと牛》 1970年



このたび、福沢一郎記念館では、秋の展覧会として「60年代以降の福沢一郎絵画−放たれる色彩−」を開催いたします。

1955年、アメリカで開発された水溶性アクリル絵具は、その使いやすさと発色の良さで、多くのアーティストに支持されます。
福沢一郎は、60年代後半から、このアクリル絵具を用いた制作を行うようになります。もともと色彩の強い対比を特徴としていた福沢絵画は、 この画材によってより鮮やかに、色の輝きを放つようになります。また時を同じくして、福沢の絵画は抽象から具象へと形態の描出を変化させていきます。 社会問題や神話、宗教説話、さらには人間存在そのものを描き出そうとする福沢の「主題絵画」の方向を決定づける過程で、アクリル絵具による鮮やかな 色彩の獲得という重要な出来事があったことは、画家福沢一郎の制作の変遷を考えるうえでとても興味深いものです。
今回は、こうした鮮やかな色彩の魅力がいかんなく発揮された60年代以降の福沢絵画をご紹介し、その魅力を存分に味わっていただく機会といたします。
ぜひお出かけください。

会 期:10月15日(水)〜12月1日(月)11:00-17:00 月・水・金開館
    ※ 11月3, 24日(月)は祝日ですが開館します。
入館料:300円


※講演会開催のお知らせ
「新発見の福沢一郎作品をめぐって」
講師:大谷省吾氏(東京国立近代美術館主任研究員)
日時:11月12日(水) 14:00〜15:30
場所:福沢一郎記念館
会費:1,000円
※要予約/先着40名様(FAXも可)

<お問い合わせ:お申し込みはこちらまで>
TEL. 03-3415-3405 / FAX. 03-3416-1166

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